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ホオジロザメの肝臓が狙われているらしい話

肝臓や心臓部分だけをガブリと喰われたホオジロザメの死骸が漂着しているようです。容疑者はシャチ。

 

 

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犯人の嗜好が垣間見える点に猟奇性を感じます。恐ろしいサメの代表格であるホオジロザメでさえ肝を冷やしているのではないでしょうか。サメ界をざわつかせる本当にあった怖い話。かわいいパンダ色のPsycho Killer Whale

 

 

比較するのも変ですが、人間のエゴに満ちた惨たらしい行為に比べればかわいいものかもしれません。牙や角だけを狙われるサイやゾウ。お寿司のネタだけを食べる千秋真一。餌を胃袋に押し込まれるガチョウ。酔っ払いの胃袋に食べ物を詰め込ます悪人…。それに傷口から血を流させることなく特定の臓器を奪うことができるシルバ・ゾルディックに比べれば、技量の差は歴然。

 

 

民話『猿の生肝』は、海神の病気を治すため猿の生肝をウミガメが獲りに行くという話ですが、やはり肝臓は食べれば美味しくて元気になる臓器なのでしょうね、さまざまな動物にとって。うちのクサガメもレバーを食べるし、コノハズクにレバーを与えたこともあります。

 

 

少し考えてみると酷くも不気味でもないのに、こう取り上げられると煽情的なニュースになります。サメだから身の部分はアンモニア臭いだろうしな。ホオジロザメも意外と、まあ肝臓だけ食べたくもなるよね、わかるわかる(でも自分はやめて)って思ってるのかも。